システム開発

「実践 反復型ソフトウェア開発」XP祭りでいただきました(2013年)

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実践 反復型ソフトウェア開発
2013年のXP祭りで「実践 反復型ソフトウェア開発」をいただきました。

おすすめしたい人

本には3〜5年程度のソフトウェア開発経験のある人や、チームをリードする人、 品質について悩んでる人、反復型開発がしたい人などとありますが、 開発現場に配属されたばかりの人にも読んでもらいたいと思います。
開発現場で使う言葉や、基本的なツールの利用目的・運用例が書かれており、 かつ特定のツールに偏ってないので、どこでもざっくりとした理解を得るのに役立つと思います。
XPやScramを実践していなくてもSVNやTracを使っている現場はたくさんあるので、 そういったところでも役に立つと思います。 (読んで反復型開発に興味が出ればなお良いのでは)
逆に、ツールを導入したいが、組織の文化的な抵抗にあって果たせない人などとも書いてありますが、どう説得するとかは弱いので、その部分を期待すると 読んでも残念に思うかもしれません。

あらすじ・概要

1章、2章 ソフトウェアを育てるとは?チームの役割は?

役割はたくさんに分類できますが、一人が複数を担当してもOKです。
ソフトウェアは壊れやすいという事を肝に銘じて丁寧に扱うこととメンバーはしっかり責任感を持つことが大切です。

3章 タイムボックス(マイルストーンやウィークリーなど)について

作成する仕様書やビルドとその管理などについても書いてあります。
定期的にビルドを続けたり、出口条件をしっかり決めて守るのが大切です。

4章 ソフトウェア構成管理ツールとブランチについて

Subversionなどの説明とその効果的な使い方の解説です。
この章は多くの開発現場でも役立つと思います。
規模などでこの本にあるどこまでをやるか柔軟に選択可能だとおもいます。
差分をいかに管理するのか?が大切です。

5章 ビルド

反復型開発としてはかなり大切な章だと思います。
CIサーバが動いてれば十分というわけではありませんが、CIサーバは必要だと思います。
これもどこまで適用するかは規模などによります。

6章 バグの追跡

トヨタかんばん方式と比較したりしています。
効率的なバグ追跡システム(BTS)の使い方について書かれています。

7章 テストの自動化

個人的に一番興味がある部分です。
残念ながら、本が別に1冊できるぐらいのカテゴリなので、目新しい話はありませんでした。
ただ、最初の説明にはこれ読んでもらうのが丁度良いなと思いました。

8章 開発プロセス

ウォーターフォールの起源になったモデルには  反復が含まれていたというのは面白い話でした。
結局、昔から繰り返すことの大切さは認知されていたということです。
ただし、繰り返しは計画的・階層的であるべきでいきあたりばったりではいけません。  

酔いどれまさになう。



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